NEWトリートメント シミケアフェイシャル

シミの種類について

①日光性黒子(老人性色素斑)
紫外線を浴び続けることによって発生し、中年以降の男女にみられ、加齢に伴い濃くなる傾向にあると考えられます。
主に顔、手、腕など、紫外線によく当たりやすい部位に、さまざまな大きさの褐色斑が現れるとされています。

②脂漏性角化症(老人性イボ)
脂漏性角化症は、老人性色素斑が時間の経過とともに盛り上がってできた良性腫瘍と考えられます。
全身のどこにでも出現し、加齢に伴うシミで膨らみがみられます。
80歳以上の高齢者によく発生するとされ、直径1~2mm程度、色は褐色~黒褐色などさまざまです。

③そばかす(雀卵斑)
鼻や頬のまわりに小さな斑点ができ、多くは常染色体顕性遺伝と考えられています。
発症は3歳頃で思春期に一番はっきりしてくることが知られています。
紫外線で色調が濃くなったり数が増えたりするので症状は春夏に悪くなり、秋冬には目立たなくなるとされます。
30歳を過ぎると徐々に薄くなっていくきますが、変化しない人もいます。

④肝斑
肝斑は、額や頬骨、口まわりなどに左右対称に淡い褐色の色素斑が現れることが特徴です。
また目のまわりにはできず、色が抜けたようにみえることがあります。
妊娠やピルの服用などの関係が指摘され、女性ホルモンのバランスの乱れが原因と考えられています。
メラノサイトの活性化により、レーザー治療で症状が悪化することがあります。

⑤ADM
後天性真皮メラノサイトーシス 頬骨部・こめかみ部・鼻根部・鼻翼部・眼瞼部・前額部に、両側性にやや灰色がかった褐色の色素斑。
10代後半から発症することが多く、表皮ではなく深いところの真皮にメラニンを産生するメラノサイトが増えている状態です。

⑥炎症後色素沈着
虫刺されやニキビなどの炎症が治まった後に、色素沈着して残ったものをいいます。
洗顔やクレンジングなど、毎日のスキンケアで過度の刺激を与え続けた場合にも炎症が起き、色素沈着につながります。
自然消退することもありますが、数年かかる場合もあります。


シミができる原因

①紫外線
シミの大きな原因としてあげられるのが紫外線です。
肌が紫外線にあたると、メラノサイトからメラニンが生成されます。
通常メラニンは肌のターンオーバーによって排出されるのですが、紫外線を浴び続けて大量のメラニンが生成されたり、
肌のターンオーバー(代謝)が正常に働いていなかったりすると、排出が追いつかなくなりシミになります。

②女性ホルモンの変化
妊娠中や出産後、閉経時(更年期)は、女性ホルモンのバランスが崩れやすいです。
ホルモンバランスが崩れると一時的にではありますが黒色メラニンの生成が高まり、シミが増える可能性があります。

③活性酸素
活性酸素とは、体内に入って外の物質と反応しやすい状態に変化した酵素の一種です。活性酸素はメラノサイトを刺激するので、過剰に黒色メラニンが生成されてしまい、シミができる原因になります。
活性酸素を発生する原因は、紫外線や大気汚染、ストレス、タバコなどがあります。

④その他のシミができる原因
傷や虫刺されによる炎症や摩擦などでメラノサイトが刺激され、シミの原因になります。
また、副腎皮質の機能低下や肝臓・腎臓の機能障害でも、シミができることがあります。


シミができるメカニズム

黒色メラニンはシミの原因になってしまうものです。
そのため、ついつい「肌の敵」と思ってしまいがちですが、実は紫外線によるダメージから肌を守るはたらきを持っています。
紫外線を浴びると、肌表皮の基底層にある「メラノサイト(メラニン形成細胞)」で「黒色メラニン」が作り出されます。
黒色メラニンを含む表皮細胞が肌のバリア機能を形成してくれるので、紫外線による肌へのダメージを防いでくれます。つまり、黒色メラニンは、肌トラブルや病気(皮膚がんなど)を防ぐ大切な役割を果たしてくれているのです。

シミが薄くなるメカニズムとは

シミは適切なケアを行うことによって、増えるのを防いだり薄くしたりすることが可能です。

1.紫外線を防いで黒色メラニンの生成をおさえる
シミは、肌の中で黒色メラニンが過剰につくられてしまうことが原因でできます。
黒色メラニンが生成される1番の原因となるのが紫外線です。
紫外線を浴びる頻度と時間を減らすことで、シミを増やさないようにすることができます。

2.肌のターンオーバー(代謝)の機能を整える
肌のターンオーバー(代謝)のサイクルが乱れると、黒色メラニンが排出されずに長く留まって色素沈着につながります。
乱れてしまった肌のターンオーバー(代謝)を改善し肌の代謝機能を正常に戻すために、まずは生活習慣を見直しましょう。
寝不足や無理なダイエット、過剰なストレス、食生活の乱れ(野菜不足・脂肪分過多・過量のアルコール摂取)、
運動不足、便秘、冷え性、疲労などが原因で肌のターンオーバー(代謝)が乱れてしまうと言われています。
また、肌のターンオーバー(代謝)を改善させるためにはL-システインが有効です。

3. 黒色メラニンの酸化を還元する
肌の中にある黒色メラニンは、酸化することで濃くなります。
逆に言えば、酸化した黒色メラニンを元に戻す(=還元する)ことによって、
濃くなった黒色メラニンを薄くする(無色化する)こともできるのです。
酸化したメラニンを還元するにはビタミンCが有効です。


シミケアプロセス

独自の高周波により、肌のケアを目的としたトリートメントです。
シミの気になる部分に使用することで、肌のコンディションを整えサポートします。
日々のスキンケアに取り入れることで、肌の自然な代謝過程をサポートすることを目指しています。

* お肌のターンオーバーの都合上、施術の回数限度は月に1回となります。

関連記事

  1. 美脚への鍵は足裏でした

  2. 私の考える美容と健康

  3. 足裏バランス研究会レポート3/31

  4. 骨盤底筋って何する筋肉?

  5. 関節トラブルは女性に多い??

  6. 究極の健康美容法

  7. 大阪万博にBadens

  8. 紫外線に関する思い込みあるある~